新しい世界にふれ感動 『 Covid-19 予防対策を施したリモート型健康運動教室』を核としたブレンディット健康づくり COVID-19によるコロナ禍で、外出自粛を余儀なくされた私たちの体力は低下が危惧され、感染予防のためにもリモートによる健康づくりが欠かせないと思われます。 そうした観点から、平和会が進めてきた3密対策を施した安全で効果のある運動プログラムの開発とオンラインによる健康運動教室の開催の試みが、日本HPHネットワークの2021年度研究助成の対象となったことは既報のとおりです。 いくらリモートの教室といえども、研究ではコロナ前と、健康運動教室休止中の現在の体力、そしてプログラム実施後の体力をそれぞれ測定し、比較により効果を確認する必要がある以上、感染爆発時に医療機関職員として厳しく制限される人との接触を余儀なくされます。このため、遅れていたとりくみでしたが、8月初めにUMINの登録を済ませ(大学病院医療情報ネットワークの臨床試験登録のこと.公開は10月)、9月には研究に協力してくださる被験者のみなさんの体力測定を実施し、10月はオンラインであたらしく開発中の運動プログラムへ参加いただけるよう、各協力者のみなさんの自宅のネット環境を調べ、WEB会議システム(Zoomを使用)の設定をおこなって、11月からオンライン教室が開催できるようになりました。 来年4月いっぱいまでの半年間、あたらしい運動プログラムにもとづくオンライン健康運動教室を週2回開催し、研究に被験者として参加の皆さんには週1回どちらかを受けていただきます。 はじまってまだ2週目ですが、事前にスタートミーティングをおこなったこともあって、もうみなさんWEB会議システムに慣れて、スムースに教室参加をされています。 参加のみなさんからは、久しぶりの健康運動教室に大満足、「清清しい」気分と感想が寄せられ、また、WEB会議システムの活用によるリモートでの教室についても「こんな世界があるんだ」とあたらしい世界にふれることができた感動の声が上がっています。
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病床逼迫は長年の政策のツケ 「毎日」の報道 こうした報道をしてほしいと思うような良い記事が、毎日新聞 3 月 24 日付に掲載されました。鹿児島大学の伊藤周平教授に聞く「もろ過ぎた『医療大国』の内実 病床逼迫は長年の政策のツケ」と言うタイトルの記事です。 「わが国は世界一病床が多いのに、なぜ医療崩壊」「民間病院が協力しないから」などと、まことしやかな医療機関バッシングが行なわれています。コロナ対策の失敗を棚に上げ、責任を医療機関になすりつけるような心無い仕打ちは、日々感染の恐れと対峙し、もともと諸外国と較べても医師・看護婦数が少ない人手不足のなか、待遇も不十分なまま診療や看護にあたり、あろうことか差別、偏見にもさらされている医療従事者が、これでは報われないと悲しくなります。 そうした時にこの記事が、医療供給体制が逼迫した背景に、国の医療費抑制策、感染症病床の削減があることを指摘。国産のワクチン開発の遅れも。そして国の政策誘導の結果、民間病院ではコストのかかる急性期病床、感染症病床に代わって少ない医師・看護師の配置で住む療養型の病床が多くを占めるようになり、感染症の受け入れは人手や設備の必要からも簡単に対応できず、もとより採算ぎりぎりの経営状況なので確実に赤字になってしまうこと。第 1 波後には、感染症病床をもっと増やしておくべきであったし、足りない分を見越し軽症者用の宿泊療養施設の充実や、致命的な人手不足、急務な医療従事者の待遇改善にふれていて、わが意を得たりの思いです。 記事ではさらに、思い切った感染症対策も打てない手薄な生活保障、全部が複合的に絡まって一挙にしわ寄せが出たのが、第 3 波で起きたことであったこと。公的病院を削減する「地域医療構想」の見直しや、不公平税制の見なおしによる財源確保、国の政策の根本からの見直しの必要を明らかにしています。 読んでおられない方は、ぜひご覧いただければと思います。
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コロナ禍で「なんでも相談会」開く 平和会吉田病院で開かれた「なんでも生活相談会」の様子を、当該病院のニュースより紹介します。 1/21 (木)院内で 2 回目となる「なんでも生活相談会」を開催しました。この取り 組みは、コロナ禍で仕事が減ったり解雇されたりして収入が減った方や家計の苦 しい方、病気なのに医療費を心配して受診を控えている方などが、いないだろう か。そんな方に気軽に相談していただこうと計画した相談会です。 この日は対面 1 件、電話 3 件の相談がありました。この相談会の近い日には、対 面 1 件、電話相談が夕陽ケ丘診療所に 1 件ありました。 相談内容は、国保料減免について 1 件、実際にコロナ感染が疑われる時の相談窓 口について 1 件、コロナで外出がこわくて買い物ができない、配達してくれるスー パーを探している相談 1 件、当院精神科に通院しているが、生活困窮している方の 相談 1 件、当院精神科通院されている方で障害者手帳をお持ちの方で生活援助(ヘ ルパーなど)の利用や就労相談などを希望された方 1 件でした。 それぞれ、市役所 窓口連絡先をお伝えしたり、買い物配達業者を後日調べて連絡したり、当院 PSW に引き継いだりしました。 吉田病院では、2月18日(木)にも 午後1時より4時までの間、「なんでも生活相談会」開催の予定です。
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【トピックス】 コロナ禍生活相談会が開催されます 2020年12月17日(木)13~17時、社会医療法人平和会吉田病院にて、コロナ禍のもとでのくらしや医療・介護のこと、仕事のことなどでの困りごとの相談や制度への質問を受けます。電話でも可(0120-41-2750通話無料)。 介護改善でスタンディング、コロナ禍の支援を奈良市に要望 11月11日の介護の日を前後して、介護制度の改善を求めて毎年行なわれている介護ウェーブ。奈良市では、11月14日の午後、近鉄西大寺駅前で介護職員によるスタンディング行動が行なわれました。 コロナ感染を恐れて介護サービスの利用を控える利用者も多く、心身の機能低下が心配されたり、また現場は感染のリスクや人手不足で大変な状況にあり、改善がのぞまれています。 「『軍事費を削ってくらしと福祉・教育の充実を』国民大運動奈良市実行委員会」では、2020年度の市民要求の中で、新型コロナウィルス感染拡大により生じた介護事業所の大幅な利用者減、収入減は、地域の介護サービス基盤を大きく揺るがすことになりかねないと「公費を投入し減収分の補填」をはじめ、「必要な衛生、防護用品の確保・供給を公費で」、矛盾をはらむ「臨時的取扱い」の運用については、「介護報酬の積み増し分について、利用者負担、区分限度額の対象からはずすよう、国に要請」、また「介護職員に対して慰労金などによる直接的な支援を」もとめ、11月18日には奈良市と交渉をおこなっています。 コロナ禍の今こそ安全に運動を 少し古いニュースになってしまいましたが、9月23日付「サンデー毎日」が連載「わが家が一番危ない」第8弾で興味深い記事を載せていました。タイトルは「ラジオ体操はひざ、腰を痛める」です。 コロナ禍のもと、外出自粛ムードで運動不足となり、自宅で運動を始める人が増えていて、なかにはかえって身体を壊してしまう人も少なくないようです。 中高年(成人男女)100人あまりの聞き取り調査で、「体重が増えた」は100%、平均3kg増、都内大手企業の社員約100人(平均年齢48歳)についての調査では、テレワークに切り替わった人は、1日の歩数が約30%も減少だとか。 「そこで、ダイエットのために自宅で運動を始める人が多いのです。しかし、効果よりもマイナスの延慶が心配されます」と。「危ない在宅運動」の代表格が筋トレ、そのやり
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オンラインで「元気アップ奈良講座」を開催 ↑講師と参加者がその場に一緒にいるかのように体操講習が受けられて好評のオンライン講座 楽しかったと参加者 オンライン健康運動教室の開催に手ごたえ ご迷惑とご心配をおかけした吉田病院での新型コロナのクラスター発生は、その後の感染拡大を抑えることができ、9月14日から病院の診療を再開することができました。 ↑病院内からオンラインで栄養の話をする講師 その大変な最中ではありましたが、奈良市から受託していた伏見地域日常生活圏域での「元気アップ奈良講座」の開催を、オンライン形式で実施しました。 ウィズ・コロナが、私たちの生活・活動のニュー・ノーマルであることは言うまでもなく、そうした新しい試みとして平和会地域健康づくりプロジェクトは、5月より「オンライン健康運動教室」の準備を進めてきました。9月2日よりスタートの伏見地域での「元気アップ奈良講座」は、このとりくみ初のモデルケースとなりました。 公民館の中の会場と病院とをネットでオンラインにし、講師派遣にかえるとともに、これまた3密に配慮しレイアウトした会場では、スクリーンに講師や動画を映し出す方法でおこなったものです。もちろんプログラムも、3密を考慮しマスクなしでできるようあらたに用意しました。 ↑病院内からオンラインで嚥下の話をする講師 双方向通信と包括支援センタースタッフのフォローのおかげで、講師と会場参加者とがスクリーン越しに交流でき、質問や実演の要望にもすぐ応えられて、お互いその場にいるように一体感のある教室になったようです。包括支援センターのスタッフからは、「多少アクシデントはあったものの、参加者の方からも楽しかったとの感想」と聞きます。 参加者のみなさんのモチベーションが上がり楽しい教室となるよう、クリアな映像と音声の配信や解説、指導のわかりやすさに腐心、また的確なフォローあっての結果でしょう。 地域健康づくりプロジェクト事務局として、健康運動教室のオンライン開催へ手ごたえを感じるとりくみとなりました。 ↑あやめ池公民館での元気アップ奈良講座 ↑伏見公民館での元気アップ奈良講座
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健康運動リーダー養成 eラーニング講座 受講登録はどうしたらいいの? 地域の健康運動教室で活躍するリーダーを養成することを目的として、この5月よりeラーニングによる「ならメディカル健康運動リーダー養成講座」が開講されています。 地域からの健康づくりをすすめるには健康運動教室を数多く開催することがのぞましく、それには必要となる指導者を住民自身のなかで養成することが不可欠という考えにたちはじまったとりくみで、パソコンやスマートホンを使い、都合のよい時間に自宅で学べることから、関心を集めています。 なかには、「リーダーになってとりくみに協力したい」とせっかく思ってくださっているのですが、パソコンやスマホが苦手で申し込みが上手くできない方もおられるようです。 参加申し込みはできたのに、自動返信されてきたメールに気づかず登録手続きが完了しないまま申し込みが失効になってしまったりと、残念なケースもあるようです。 そこで、簡単なガイドを作成することにしました。以下に、「受講申し込みから登録完了まで」の説明を設けましたので、参考にしていただければと思います。 参加申し込みから登録完了まで 申し込みはオフィシャルサイトから 1) オフィシャルサイトの開き方 ① インターネット検索で「メディカル健康運動リーダー」と入力し、検索実行します。 検索で、「医療機関と住民の共同で健康運動教室 を発展させる指導者養成事業オフィシャルサイト」を見つけたら、クリックしてください。目的のオフィシャルサイトが開きます。 ↑ オフィシャルサイトのトップページ オフィシャルサイトが見つからなくても「ならメディカル健康運動リーダー養成講座」があれば、これを開いてください。開いた画面の少し下に「 e ラーニング講座への参加をご希望の方へ」がありますので、こ れをクリックします。オフィシャルサイトに移動できます。 ↑ e ラーニングのサイトはオフィシャルサイトとは別に設けています。 HOME 画面の写真は変化します。 ↑ スクロールバーで画面をたぐり「 e ラーニング講座への参加をご希望の方へ」を見つけたらこれをクリック(↑の箇所)、オフィシャルサイトに跳びます。 ② または、次の URL をクリックするか、ブラウザのアドレスバーに入力してエンターすれば、オフィシャルサ