リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 5/11/2020 【お知らせ】新型コロナ感染症電話相談会 奈良県社会保障推進協議会が「いのちとくらしを守る新型コロナ感染症なんでも電話相談会」を5月19日(火)に行ないます。時間は午前10時から午後4時まで。電話番号は0742(34)3724です。 届いたばかりのお知らせですが、明日のこと。新型コロナウイルスではお困り、お悩みの方がすくなくないことでしょうから、拡散くだされば幸いです。 <参考>新型コロナウイルス感染症にかかる奈良県対処方針(5.5方針) リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ コメント
9/10/2018 せっかく歩くのなら、おでかけ健康法(メッツ健康法) 中之条研究が明らかにした、 1 日 8000 歩・うち速歩き 20 分があらゆる病気をふせぐ 奈良県ホームページより 健康づくりといえば、まずウォーキングを思い浮かべます。 何もしないよりはましと思われがちですが、漫然と歩いていてはダメ! 逆に運動はしすぎてもリスクがある。あらゆる病気の予防には、 1 日 8000 歩・うち速歩き 20 分の歩行がよい。 これをメッツ健康法と名付け提唱しているのが、東京都健康長寿医療センター研究所の青栁幸利博士です。 先生が、群馬県中之条町において18年にわたり 65歳以上の住民5000人の協力で行ってきた研究の結果、1日の「歩数」と「中強度の活動時間」が少なくなるほど、各病気の有病率が高くなることが明らかになりました。これが元となり、中強度の身体活動を日常的に管理することで、さまざまな病気の予防が可能とするのがメッツ健康法です(冒頭の表参照 METsとは?、中強度は年齢により異なってくる、など詳しくは添付ファイル参照) 。 エビデンスがあって無理なく、今運動をしていない人は4000歩からはじめ、1000歩ずつふやしていくという具合に、目標も明確で立てやすく感じます。これは大いに普及する価値があるのではないでしょうか。 要は中強度になりますが、今では中強度の身体活動あるいは MET sが測れる歩数計(活動量計)も各種市販され、価格も手頃なものができてきています。 スマホにも歩数計が備わるご時勢ですから、中強度が測れる活動量計を用いて、より科学的で安全と思える歩行をすすめているメッツ健康法は、ポピュレーションアプローチとしてもかなり有望に感じられます。 すでに、奈良県は平成 26 年より「おでかけ健康法」の名前で、活動量計の貸し出し、あるいは無償貸与でとりくみをすすめており、一定の成果もあげて、全国から注目もされています。 身近な薬局でとりくんでいるところも見られます。 せっかく歩くなら、あらゆる病気( 11 疾病、病態)が予防できるメッツ健康法 ! 全国民がとりくめば、結果医療費抑制にも大いに貢献できるのではないでしょうか。 メッツ健康法、おでかけ健康法を大いに広げたいものです。 みなさんは、 続きを読む
10/30/2020 オンラインで「元気アップ奈良講座」を開催 ↑講師と参加者がその場に一緒にいるかのように体操講習が受けられて好評のオンライン講座 楽しかったと参加者 オンライン健康運動教室の開催に手ごたえ ご迷惑とご心配をおかけした吉田病院での新型コロナのクラスター発生は、その後の感染拡大を抑えることができ、9月14日から病院の診療を再開することができました。 ↑病院内からオンラインで栄養の話をする講師 その大変な最中ではありましたが、奈良市から受託していた伏見地域日常生活圏域での「元気アップ奈良講座」の開催を、オンライン形式で実施しました。 ウィズ・コロナが、私たちの生活・活動のニュー・ノーマルであることは言うまでもなく、そうした新しい試みとして平和会地域健康づくりプロジェクトは、5月より「オンライン健康運動教室」の準備を進めてきました。9月2日よりスタートの伏見地域での「元気アップ奈良講座」は、このとりくみ初のモデルケースとなりました。 公民館の中の会場と病院とをネットでオンラインにし、講師派遣にかえるとともに、これまた3密に配慮しレイアウトした会場では、スクリーンに講師や動画を映し出す方法でおこなったものです。もちろんプログラムも、3密を考慮しマスクなしでできるようあらたに用意しました。 ↑病院内からオンラインで嚥下の話をする講師 双方向通信と包括支援センタースタッフのフォローのおかげで、講師と会場参加者とがスクリーン越しに交流でき、質問や実演の要望にもすぐ応えられて、お互いその場にいるように一体感のある教室になったようです。包括支援センターのスタッフからは、「多少アクシデントはあったものの、参加者の方からも楽しかったとの感想」と聞きます。 参加者のみなさんのモチベーションが上がり楽しい教室となるよう、クリアな映像と音声の配信や解説、指導のわかりやすさに腐心、また的確なフォローあっての結果でしょう。 地域健康づくりプロジェクト事務局として、健康運動教室のオンライン開催へ手ごたえを感じるとりくみとなりました。 ↑あやめ池公民館での元気アップ奈良講座 ↑伏見公民館での元気アップ奈良講座 続きを読む
7/31/2019 未来に希望が持てた 石田靖雅先生が「PD-1と新しいがん免疫療法」を講演 平和会公開医療講演会 予想だにしなかった 台風の接近で悪天候となった 7月27日(土)午後、西大寺にある奈良県歯科医師会館講堂にて、「最先端を知ろう 健康を科学し役立てる」をテーマに、平和会公開医療講演会を開催しました。メインは、石田靖雅奈良先端科学技術大学院大学准教授による「PD-1と新しいがん免疫療法~2018年ノーベル生理学医学賞への軌跡、そして今後の課題~」の講演です。 石田先生は、本 庶 佑氏の 2018年ノーベル生理学医学賞 受賞のきっかけとなったPD-1の発見者であり、吉田病院の医療活動(健診センター)にも長らく協力いただいています。職員の間でお話を聞く機会をと考えていたところ、平和会の「医療機関と住民の協同で健康運動教室を発展させる指導者養成事業」が福祉医療機構(WAM)の社会福祉振興助成事業に選ばれたのを機会に、その報告会を兼ねて市民を対象とした公開講演会を開くことになったものです。 講演は、ノーベル賞授賞式の様子も含まれていてわかりやすいばかりか、PD-1発見の件では、サブストラクション(引き算)法を知るなどいくつもの出会いや、「免疫学における『自己』」の研究がしたいとの強い思いと追及の結実であったことがわかり、聞き手のみなさんの多くがまるでドラマかのような感動を覚えられたようです。 また、T細胞を抑制するPD-1の働きを悪用するがん細胞にたいしPD-1抗体でPD-L1からのシグナルを遮断し細胞殺傷活性を復活させる、いわゆるがん免疫療法の話にとどまらず、今後の研究課題にまで及びました。 3つの事実(・PD-1を持たないマウスは、老齢期になって初めて 自己 免疫疾患を発症する・T細胞は、がんのゲノム変異に由来する変異ペプチドを認識して活性化されるが、PD-1はそのようなT細胞の活性化を抑制してしまう・ゲノム変異が多く集積したがん細胞ほど、PD-1抗体の 治療 によく反応する)を一元的に、統一して理解できるモデル ※ の想定は、進化の過程が垣間見え興味深く、また聴衆にとって元気が出てくるものでした。 「がん患者、その家族にとって、新しい治療の発見は、本当に希望です.難しい内容であっても、その 続きを読む
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