WAM事業 達成に向けとりくみ急ピッチ

↑作成中のe-ラーニングを活用した講座



2019年度独立行政法人福祉医療機構(WAM)社会福祉振興助成事業に採用された平和会の「医療機関と住民の共同で健康運動教室発展させる指導者養成事業」は、事業年度終了を3月末に控え、健康運動リーダー養成のためのテキストづくり、e-ラーニングのコンテンツ作成、またモデル講座の開講など、急ピッチでとりくみをすすめています。


中谷敏昭天理大教授が 「じきんじゅば運動®」を講演



↑中谷敏昭天理大教授
213日(木)には午前11時より、吉田病院大会議室にて、天理大学体育学部体力学研究室の中谷敏昭教授をお招きし、講演会を開催しました。
もともと、WAM事業としておこなう健康運動リーダー養成のためのe-ラーンニング製作にむけて、中谷教授が提唱する「じきんじゅば運動®」の解説ビデオを撮影するのが目的でしたが、せっかくならと講演会形式になったもの。
平和会健康運動教室がすぐれているのも、この「じきんじゅば運動®」理論をバックボーンにもつからであり、この日は中谷教授の話を直接聞ける機会はなかなかないと、健康運動教室の利用者はじめ、 理学療法士など職員、あわせて51名が集まりました。
体力を構成するのは、筋力ばかりではありません。「じきんじゅば」の「じ」は持久力、「きん」は筋力、「じゅ」は柔軟性、「ば」はバランス。これらがそろってこそと言うのが、中谷教授の運動についての考えです。
講演を聞いたみなさんからは、「なぜ効果があるのかわかった」 「運動する目的は健康のためじゃなく他にあるのでは、と聞いて嬉しかった」など、感想がよせられています。  

指導者養成講座はスタートしたものの、新型肝炎の感染拡大を考慮し中止へ

健康運動リーダーの養成のため、作成中のテキストを活用し、e-ラーニング製作にも役立てることを目的にした養成講座の開講は、当初からの事業計画でした。
実際にはテキスト作成などの遅れにより、ようやく2月も半ばになってからの、開講となりました。
「地域での健康づくりのお手伝 いができれば」、「とりあえず試してみたい」などと、平和会健康運動教室の参加者や運動習慣づくり推進員の方複数名、他で教室に取り組んでいる方などからも受講申し込みをいただき、モデル講座を3箇所で開講したところです。
新型肺炎の感染拡大を考慮し、中止は止むを得ませんが残念です。

活動量計の無料貸し出しの運用状況は半数を超える

↑できあがったチラシ
一方、 青栁氏の講演会ではずみのついた、活動量計無料貸し出しによる「おでかけ健康法」体験事業は、WAM助成を得て用意した活動量計はすでに半分以上が診療所や協力団体などに配布され、実際に希望者に貸し出されています。
各診療所では、貸し出し側が使い方を知らなければと、また、患者さんの指導に使えないか、まず職員から体験するようにしようととりくみがはじまっています。出入りの業者さんも、評判になり職場で運用したいので追加がほしいとの申し出も。
1ヵ月後の返却時期を迎えた方達から、アンケート用紙も戻ってきています。


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