活動量計について

バッジ型を含め様々なタイプの活動量計とカードリーダーライター
スマホとウオッチ型、下げ紐のついたタイプはメッツ健康法(おでかけ健康法)非対応

単なる歩数計とは違い、歩数に加え身体活動量(カロリーやメッツ)が測れるものが、一般に活動量計やアクティブトラッカーなどと呼ばれているものです。
 
おおむね腰に装着する従来のクリップ式歩数計タイプのものや、心拍数なども測れてスポーツに親しむ方に適したリストバンド型、ウオッチ型のものがあります。それ以外にもGoogle Fitのようなスマホで測れるアプリも存在します。
 
こうした活動量計の普及拡大のなかで、わが国では中国など海外勢におされて、活動量計から手を引くメーカーが目立ちます。そのため、メッツ健康法(おでかけ健康法)に適した活動量計も、限られています。
 
メッツ健康法(おでかけ健康法)に適した活動量計(注1参照)といっても、販売各社の製品それぞれに特色があります。
 
現在の身体活動の強度のメッツ値がわかるものや、自分にあった中強度に達していればバー表示が目盛りの真ん中まで来てわかりやすいもの、通常歩行と中強度の歩行のそれぞれ時間と歩数もわかり、実験研究に好都合だと思われるものなど、考え抜かれた特色があって、いずれも捨て難いと言えます。
 
なお、どのレベルの身体活動が何メッツにあたるかについては、各社により考えの違いがあり算出式が異なっているようで、中強度の活動時間についてはバラつきが見られます。

活動量計には無線機能をもつものがあります。近接無線通信方式だと、保健指導などに使用する際に診察室でリーダーにデータを読み取らせ直ちに見ることができるので便利です。ただし、価格はその分少し高くなります。
 

なお、今回のWAM助成事業に採用されたわたしたちのとりくみ(注2参照)では、当初予算に無線方式を想定しておらず、サーバーなどを用意し独自のシステムを組むとなると、相当コストがかかると考えられることから、今回はこれを見送ることにしました。
 
したがって、今回の事業で採用を決めた活動量計については、第1に、算出式で求められるメッツ値が厚労省の説明に近く、実際に体感的にもメッツ健康法で言う速歩きとみなされる中強度と合致するメッツ閾値を指定できること、第2に、無線機能がないかわりに、単体でも7日間、30日間、60日間の平均値が表示されて過去の実績がわかること、を考慮したものです。

注1)メッツ健康法(おでかけ健康法)に適した活動量計とは、3軸加速度センサーを最低限そなえていることが前提ですが、加えて自分の中強度に相当するメッツ値を指定することで、それ以上は中強度(速歩き)の活動時間(歩行時間)として計測できるようになっていなければなりません。これが最低条件です。
なお、中強度(速歩き)の歩行時間のかわりに中強度(速歩き)の歩数を計測する活動量計の場合は、日本人の平均的な速歩きの歩数は1分間に120歩なので、活動量計に表示された速歩きの歩数を120で割ることでおおよその時間を求めることができます。

注2)2019年度独立行政法人福祉医療機構社会福祉振興助成事業に選ばれたわたしたちのとりくみ「医療機関と住民の共同で健康運動教室の発展をめざす指導者養成事業」の柱のひとつが「活動量計無料貸し出しによる奈良市版『おでかけ健康法』体験事業」

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