<ご案内> 青栁幸利先生の講演会 病気予防に効果のあるウォーキング 2020年1月22日(水)に、青栁幸利先生による「病気予防に効果のあるウォーキング」をテーマとした講演会が開催されます。会場は吉田病院横の社会福祉法人秋篠茜会こがねの里にて。 東京都健康長寿医療センター研究所の青栁幸利先生は、群馬県中之条町の高齢住民5000人を対象に、20年にわたり「歩き」と「病気の発症」について調査・研究。歩数と中強度の身体活動が少ないほど有病率が高いことがあきらかになり、メッツ健康法(おでかけ健康法)提唱のもととなりました。 ぜひ、講演を聞きに来てくださり、病気予防のための1日8000歩、うち速歩20分のおでかけ健康法を試してみませんか。 参加費は無料。どなたでも参加していただけます。昼の12時半開始で、2時には終了の予定です。 私たちは、奈良県のすすめるおでかけ健康法の普及に協力し、「活動量計の無料貸し出しによる『おでかけ健康法』体験事業」をWAM助成事業の一環としてもとりくんでいます。 なお、当日は奈良県と全国健康保険協会奈良支部の共催による「 めざせ健康長寿日本一 健康NARAの集い」がなら100年会館で開かれ、こちらでも 青栁幸利先生が講演されます。 ただし、そちらは 事前申し込みが必要です。
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活動量計について バッジ型を含め様々なタイプの活動量計とカードリーダーライター スマホとウオッチ型、下げ紐のついたタイプはメッツ健康法(おでかけ健康法)非対応 単なる歩数計とは違い、歩数に加え身体活動量(カロリーやメッツ)が測れるものが、一般に活動量計やアクティブトラッカーなどと呼ばれているものです。 おおむね 腰に装着する従来のクリップ式歩数計タイプのものや、心拍数なども測れてスポーツに親しむ方に適したリストバンド型、ウオッチ型のものがあります。それ以外にも Google Fit のようなスマホで測れるアプリも存在します。 こうした活動量計の普及拡大のなかで、わが国では中国など海外勢におされて、活動量計から手を引くメーカーが目立ちます。そのため、メッツ健康法(おでかけ健康法)に適した活動量計も、限られています。 メッツ健康法(おでかけ健康法)に適した活動量計 (注1参照) といっても、販売各社の製品それぞれに特色があります。 現在の身体活動の強度のメッツ値がわかるものや、自分にあった中強度に達していればバー表示が目盛りの真ん中まで来てわかりやすいもの、通常歩行と中強度の歩行のそれぞれ時間と歩数もわかり、実験研究に好都合だと思われるものなど、考え抜かれた特色があって、いずれも捨て難いと言えます。 なお、どのレベルの身体活動が何メッツにあたるかについては、各社により考えの違いがあり算出式が異なっているようで、中強度の活動時間についてはバラつきが見られます。 活動量計には無線機能をもつものがあります。近接無線通信方式だと、保健指導などに使用する際に診察室でリーダーにデータを読み取らせ直ちに見ることができるので便利です。ただし、価格はその分少し高くなります。 なお、今回の WAM 助成事業に採用されたわたしたちのとりくみ (注2参照) では、当初予算に無線方式を想定しておらず、サーバーなどを用意し独自のシステムを組むとなると、相当コストがかかると考えられることから、今回はこれを見送ることにしました。 したがって、今回の事業で採用を決めた活動量計については、第 1 に、算出式で求められるメッツ値が厚労省の説明に近く、実際に体感的にもメッツ健康法で言う速歩きとみなされる中