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医療機関と住民の協同で健康運動教室を発展させる指導者養成事業 WAM(福祉医療機構)による助成内定 4月3日、福祉医療機構(WAM)の2019年度社会福祉振興助成事業募集に、わたしたち平和会の「医療機関と住民の協同で健康運動教室を発展させる指導者養成事業」が選ばれ、上限700万円の単年度事業が内定しました。 健康運動教室は、 健康友の会と平和会との協力で発展してきましたが、指導者を養成するあらたな事業にとりくむことで、平和会ばかりか、市内のあらゆる医療機関様で実施が可能となり、市内各地で身近な教室が数多く開かれることできると考えるもので す。 具体的には、助成金を利用してボランティア健康運動指導者養成講座の開講 (インターネットを利用)や 、活動量計貸し出しによる奈良市版「おでかけ健康法」体験事業に取り組んでいく計画です。 指導者養成のための テキスト作成にあたっては天理大学体育学部体力学研究室中谷敏昭教授や平和会健康友の会の 協力をいただきます 。  今後、他の医療機関や薬局に事業への参加をよびかけるために、市内の医療関係団体の協力をお願いするとともに、健康運動教室を奈良市の保健福祉事業(介護保険の横だし事業)に位置づけをめざし、市にも働きかけていく考えです。  健康運動教室が一医療機関のとりくみから、市民の健康寿命延伸に向けた全市的な医療機関のとりくみへと、大きく発展していく可能性を開いた点で、今回の助成内定は画期的なものになります。 参照 WAMホームページ  プレスリリース
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自分で試してみてください 「ひさやま元気予報」    健診(検診)を受けてなくてお亡くなりになったと聞いたときには、仕事柄、残念でならない気持ちになります。ましてや一緒に何かすることが多かった方だとなおさら。それだけに日頃から健診の促進には無関心でおれません。  そんななかで教えてもらったのが、その名もユニークな「ひさやま元気予報」という、新たな生活習慣病発症予測ツールです。  昨年平成30年9月18日から運用開始され、「ふくおか健康づくり県民運動」の情報発信サイトで見ることができます。     「ひさやま元気予報」は、50年以上にわたり九州大学と久山町が協力して実施している疫学調査「久山町研究(注参照)」の最新の成果を活用し、糖尿病等生活習慣病の発症リスクを予測するもので、だれでも無料で利用できます。  「ひさやま元気予報」へのアクセスは こちら から。      「 年齢、体重、血圧、血糖値等を入力・選択すると、5年後、10年後の糖尿病等の生活習慣病の発症確率や同性同年代の人と比較した発症リスクが天気予報の形で表示されます。  また、体重を減らした場合や禁煙した場合など、具体的な健康づくりの取組みにより、どの程度発症リスクが低下するか、シミュレーションすることもできます。曇から晴れ、快晴と表示が変わるのを見ていると、頑張ろうかとモチベーションもあがるというもの。        これは良いと思ったのですが、「営利目的・非営利目的を問わず、本サイトを第三者の保健指導やそれに準ずる行為のために使用することは禁止」されています。残念ですが、個々人で試していただくしかありません(検診結果必須)。せめて紹介することにいたしましょう。   注)久山町研究  「九州大学と久山町が協力し、久山町の住民を対象に、50年間以上にわたり生活習慣病(脳卒中・虚血性心疾患、悪性腫瘍・認知症など)の疫学調査(久山町研究)を行っているもの」。  「久山住民は全国平均とほぼ同じ年齢・職業分布を持っており、偏りのほとんどない平均的な日本人集団であったため、疫学調査の地として久山町が選定された」。  「住民の協力により、亡くなられた方の多くを剖検するなど、精度の高い調査を実施」。 引用は福岡県ホームページより