奈良市在宅医療・介護連携支援センター開設記念研修会

松田誠氏が講演


奈良市在宅医療・介護連携支援センターのFacebookより
2018年7月25日(水)、奈良市医師会館にて「奈良市在宅医療・介護連携支援センター開設記念研修会」が開催されました。

「奈良市在宅医療・介護連携支援センター」は、今年4月1日より奈良市医師会が奈良市の受託事業として開設したもの。同センターは、医療と介護の両方を必要とする高齢者等が、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けられるよう、地域における保健、医療、介護及び福祉に関する関係者相互間の在宅医療及び介護に対する理解を深めるとともに、地域に住む人々への支援を行う上での課題を解決するため、円滑な連携体制整備の推進を目的としています。

この日の研修会では、市長、市医師会長の挨拶の後、基調講演、事業説明が行われ、終了後に希望者のセンター見学がおこなわれました。基調講演は2つ。安井敦史氏(株式会社UTケアシステム作業療法士)が「地域包括ケアシステムにおける自立支援型サービスの視点」を、松田誠健康運動指導士(社会医療法人地域健康づくりプロジェクトチーム)が、「地域の健康づくりについて」をテーマに講演しました。

松田氏は、「最後まで在宅で暮らせる体づくり」を強調し、在宅療養の限界を上げるもう一方のとりくみとして、奈良県のすすめる「おでかけ健康法」などにふれながら、「じきんじゅば運動」の考え方の必要や、それにもとづく私たちの健康運動教室とりくみの意義、エビデンスなどを地域の声や学術的評価、国の評価をもとに明らかにし、地域における健康づくりとしてのとりくみの今後の課題と可能性を語りました。

松田氏のプレゼンテーションはこちらです(PDF)。
は「奈良市在宅医療・介護連携支援センター」の業務内容紹介ビラから。

(井上)







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